コーチングって?

必要とするスキルや知識の学習能力を高める育成方法論。

人間は自己実現に向かって、主体的に、能動的に行動するという人間観に立つコーチングは、

「答えは相手の中にある。コーチの役割は答えを相手から引き出し、目標達成の行動を相手に促すこと」

というのが鉄則となっていますが、このことからコーチングは知識ではなく、あくまでもコミュニケーション・スキルであるとされています。

コーチングの基礎となるものはそもそも1970年代アメリカでティモシー・ガルウェイワーナー・エアハードピーター・M・センゲと言った人々によって築かれ、彼らのベースとなるスポーツの分野のみならず、さまざまな分野への導入が試みられました。

アメリカで基礎が築かれたとは言え、実はそのエッセンス(質)は高度経済成長期やその前後の「日本人の在り方」にあるようなのです。

ドラマや特集番組でも取り上げられているのでご存知の方も多いと思いますが、この時代の日本人は「不可能の壁」を如何に突破するか、知恵を出し合い考え、実行する集団だったと言っていいでしょう。

それが最高の技術、品質を誇り、経済大国日本を創り上げる原動力になったのです。苦労を惜しまず、度重なる失敗に足をすくわれること無く、探究と前進を創れた日本人。意図を明確にする事で人は、自分が向かうべき方向性を見出し、それに向けての知恵を生み出します。自分で生み出した知恵は、人に押し付けられたものとは違い、パワーを持ちます。これが人のバイタリティー、イキイキさの素となります。

また、失敗や人の目(評価)などで、足をすくわれそうな時、仲間(パートナー)からの力づけや承認の言葉が人を奮い立たせ、「やる!」と言う「立場」から降りない状況を創りだしたのです。

ティモシー・ガルウェイ

ティモシー・ガルウェイ

ベストセラーである「インナーゲーム」シリーズの生みの親。あらゆる分野において、個人・プロの能力を発展させるための新しい方法論を提案した。この20年間、ガルウェイ氏はインナーゲームのアプローチを、優れた変革を求める企業に対して紹介をしている。

 

1938年サンフランシスコ生まれ。ジュニア時代にはナショナル・ハードコート選手権で優勝したほか、ハーバード大学ではテニス部の主将として活躍。その後ヨガや東洋思想を研究、1974年に「インナーゲーム」を発表してセンセーションを読んだ。インナー・ゲーム・インスティチュートをカリフォルニアに設立、インナーゲーム理論は、教育やビジネス分野からも高い評価を受けている。

不朽の名著:心で勝つインナーゲーム
上達の妨げになる妨害要素、試合に負けてばかりいる負の要素を完全に取り払う革命的理論。

インナーゲームとは、心と体の連係を考察しながら、自分自身の内側を引き出すための発想法。「集中力」にスポットを当て、分かり易く画期的な方法でメカニズムを説明する。76年刊「インナーゲーム」の改訂。

エド・ハンゼリック(医学博士:米国専門医師会認定の内科専門医)、ジョンホートン博士(医学博士)、とともに15年以上ストレスに対しての実践的な解決策に取り組んでいる。

 

ワーナー・エアーバード

ワーナー・エアハード

ワーナー・エアハードは、生涯をかけて様々な思想の創造を行なってきました。彼が作った様々な概念は、一般向けのプログラムに姿を変えたり、非営利団体を通じて提供されたり、または経営コンサルタントによる法人や非営利団体へのコンサルティングサービスに応用されたりしています。35年以上経った現在では、エアハードのトランスフォメーションについての思想は全世界に広がり、社会通念や文化の一部となっています。

最新のドキュメンタリー映画 『トランスフォメーション ワーナー・エアハードの生涯とその遺産』 では、エアハードの家族、メディア、各分野の第一人者などへの貴重なインタビューを通して、ワーナー・エアハードとは本当には誰であるのか、を垣間見ることができます。

 

ピーター・M・センゲ

MITスローンビジネススクールの博士課程を修了、同校教授を経て現職。旧来の階層的なマネジメント・パラダイムの限界を指摘し、自律的で柔軟に変化しつづける「学習する組織」の理論を提唱。20世紀のビジネス観略に最も大きな影響を与えた1人と評される。その活動は理論構築のみにとどまらず、ビジネス・教育・医療・政府の世界中のリーダーたちとさまざまな分野で協働し、学習コミュニティづくりを通じて組織・社会の課題解決に取り組んでいる

世界100万部突破! 人とチームの「学習能力」の根源を探りマネジメントの新常識を打ち立てた名著、待望の増補改訂・完訳版。
今日、世界はますます複雑になり、ビジネス環境は日々変容し、私たちの仕事はかつてなく「学習」が求められるものとなった。これまでのマネジメントの枠組みはもはや通用しない。不確実性に満ちた現代、私たちの生存と繁栄の鍵となるのは、組織としての「学習能力」である。――自律的かつ柔軟に進化しつづける「学習する組織」のコンセプトと構築法を説いた本書は、世界100万部を超えるベストセラーとなり、90年代のビジネス界に一大ムーブメントを巻き起こした。2006年刊の増補改訂版である本書『学習する組織』は、企業、学校、地域コミュニティ、社会課題など、さまざまな実践事例を踏まえて大幅に加筆修正されており、いま個人・企業・社会に求められる真の「変革」とは何かを私たちに問いかける。