瀬戸口です。
変わりたいのに変われないのはなぜでしょう?
前回のブログでメカニズムがあるとお話ししました。
そのメカニズムは何か?
その一つに私たちの脳の構造にあると言われています。
私たち人間は非常に発達した脳を持っています。
それは知性や理性、情緒などを司る大脳新皮質の部分。
イルカや馬などにも在るようですが、人間の発達度合いとは
比べ物にならないようです。
私たちはこの部分が発達しているので「人間らしさ」を発揮して
いるのです。
さて、この大脳新皮質は「変化」を求める部分です。
なので、人間はどんどん変化し、文化・文明を成長させてきました。
それと同時に、ものすごく初期的な脳も持っています。
それは「脳幹」といいます。
脳から脊髄に伸びているところで、生命維持を司っています。
ドラマ必殺仕事人で、首の後ろをかんざしで一突きされて「うっ!!」
と、死んでしまったのはこの「脳幹」をやられたからなんですね。
で、この脳幹は生命維持なので「変わらずそのまま!」を要求します。
変化は、生命の危機を意味することにもなりますから。
ということで、私たちの脳の中には、
「変われ」と「変わってはいけない」
という相反する要求を出すものが混在
しているということです。
その結果、矛盾が起きてしまうというメカニズム。
ここでぜひ、覚えておいて頂きたいのは
変われないのは貴方に能力がないわけでも、信念がないわけでも
根性がないわけでもありません。
脳内の反応にやられているだけ(リピート:だけ)
かも知れません。
自分を責めているのであれば、速攻やめましょう(笑)
だって、責める必要がありませんから。
脳内の反応を知らなかっただけで引きずられていただけですから。
今日からこのように意識してください。
脳幹が「変わるな変わるな」と言ってるだけだな。
それに反応して、止めようとしているだけだ。
命の危険はないので進んでよし!
とね。
ただし、命の危険がある場合は、脳幹の反応を優先させましょう♪(笑)
では、次回は2つ目のメカニズムについてお話しします^-^
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