毎週金曜に「せとさんのつぶやき」を更新中

メンターとして悩むあなたへ

未分類
この記事は約4分で読めます。

メンター(Mentor)は、日本語で「指導者、助言者」と訳されます。
ビジネスにおけるメンターは、自身が仕事やキャリアの手本となって、新入社員や若手社員に助言・指導をし、個人の成長や精神的なサポートする人を指します。
出典:グロービス経営大学院
 
色んなところで導入されているメンター制度。
ワタクシもBNIというビジネス朝会に参加した当初、メンターについてもらいました。また新たに入会した方のメンターとしての役割を担った事もあります。
その体験を元に今日は書いて行こうと思います。
 
職場や組織に早く馴染む事や不安や心配事を解消することは、本来の能力を発揮するためには重要ポイント。
ですから、メンター制度を取り入れる組織は多いですよね。
 
ビジネス朝会に参加した時のワタクシのメンターは、とても優秀な方でした。
ご自身のお仕事はもちろん、朝会での実績も素晴らしいものでした。
組織やそこで行われている事をわかりやすく説明してくれたのですが、少し圧を感じたのは事実。
 
「頑張らねばならない!」
コミトレでいう「ネバネバ」がワタクシの中で発動したなぁ〜と思います。
ということは、このメンターには弱音は「吐けねぇ〜〜〜」となったわけです。
正直しんどかったですね〜、「ネバネバスイッチ」入っちゃったから。
 
 
「メンターとして若手を指導する」と思うと、メンター自身にも力が入ったりする事があります。
「結果を出さねばならない」「何とかしてあげなければならない」
 
もちろん、メンターとしてはメンティの事を思っての事ですが、その思いが強いと【圧】としてメンティに伝わることもあります。
 
【コミュニケーションはダンスするように】
相手の様子をしっかり観る・感じること。
そうでないと相手を振り回したり、足を踏んづけたり。お互いに心地が悪い状態になりますから。
 
「何とかしてあげよう」という在り方より【能力を発揮する状態に整えてあげよう】という在り方が効果的です。
 
では具体的にどうしたら良いのか?
①相手の話を聴く
 耳ヘンの聴くですから、相手の感情を聴くように意識してください。
 不安や心配、直上への不満などなど。
 どうにかしてくれなくても聴いてくれるだけでスッキリしたりするので、「そうかそうか」とただ聴いてあげる。
②相手の話が終わったように感じても案外まだ話し切ってない事が多いので、その先を促す
 その時の魔法の言葉は「ほいで?」です。
 この言葉を言われたら「まだ自分の番?」となるので、にっこり笑ならが「ほいで?」という顔で促す。
③話しが終わったのを確認する
 「それで終わり?」「それで全部?」などの言葉で確認。
 この時、相手の顔をしっかり観察すること。全部話したという満足感とスッキリ感があるか?
 スッキリ感がなければ、「まだあるよね〜?」と話すように促す。
④聴き切ってからアドバイス
 相手が話し終わったのを確認してからアドバイスやあなたの体験談を話すこと。
 話しの途中だと、あなたも適切なアドバイスが出来ないのでこれ↑とても重要です。
⑤体験談、特に失敗談を話してあげる 
 体験談を話してあげることで、「自分だけではない」と感じて楽になるメンティは多い。また、失敗談などには学びも多いのどんどん話してあげましょう。
 
 
メンターがメンティの話しを聴く時、【気持ちを楽にしてあげる】という意図を持つと良いです。
 
 
先日、メンターとして若手を指導する立場になったクライアントが
「自分なんかと話して何か役に立つ事があるのか?」
「上手く話しが出来ない」
 
などと悩みを抱えていました。
 
メンティだけでなく、メンターだって悩むんですよ。
もしあなたがメンターとして悩んでいるのならば、その自分をダメだと思う必要はありませんよ。
それだけ一生懸命にメンティの成長に関わりたいという誠実な気持ちの表れですから。
 
メンティと関わる時に、【自分を】しっかり思い出してください。
今までの人生で体験した事がたくさんあります。
また、職場での体験と知識もたくさんある。
 
【アドバイスや体験談をシェアしてあげられるだけの体験がある自分を】思い出して。
 
 
コミトレを学んだ方々は実感あると思いますが、コミトレトレーナーってメンターなんですよ。
学んだコミトレセンスをがっつり活用して、メンティを導いていってください。
 
大丈夫!ちゃんと出来ますから!!
困った時は、ワタクシを二人羽織してください(笑)
 
 
 
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆

タイトルとURLをコピーしました