子どもがお稽古事をやめたいと言います。理由はお稽古事が嫌な訳ではなく、友達と遊ぶ時間が欲しいからの様です。一時の感情で、やめたいと言っている気がしてやめればいいよとは、言えません。何が子どもにとっていい選択なのか。判らなくなって困っています。
「何が子どもにとって良い選択なのか?」
かなり悩ましい問題です。
愛していればこその言葉ですね、これは^-^
うーんと、色んな観点からのアプローチがありますが、今ふと、浮かんだ言葉がありますのでこれを使ってみましょう。
「親の役割」
子どもはとても鋭い感性を持っていて、アナドレナイ(笑)存在です。
もしかしたら、「すべてお見通しなのかも?!」と思わせたりします。
そんな部分は持っているものの、経験や体験が少なく物事を総合的に観たり、大きなスパンで観て判断するという能力はまだ不十分です。
親は、大人は、ここを補ってあげる存在だと思います。
そして、一番重要な役割「親の役割」は、子どもが年齢に応じて自ら適切な判断が出来るようにトレーニングして行くことではないかと思います。
この観点からこの課題を見たときに、貴方は何をどうしますか?
ここはちょっと考えて頂きたいところです。
さて、ご質問に対して私ならどうするか?
一時の感情で辞めたいと言っているよう
私なら、この点に対してアプローチします。
子どもより長く生きているので、一時の感情で辞めてしまったことで後悔している事があります。
その事を話して、二つ確認します。
・一時の感情で言っていないか?
・後悔しないか?後悔する事があったなら、それは自分で引き受けると約束できるか?
ご存知の通り、後悔は人生に付きまといますから、単に後悔しないか?だと
不十分だなと思うので、その後に起こる事を引き受けるのだと認識させるトレーニングを入れます。
読者からの「私なら、こうする!」
【こどもの意見なんか聞いた事なかった】
音楽や塾やお稽古に行きたいと全然言わなかったので、この課題をみて愕然としたのでした。
なんちゅー自己中な親だったんでしょうね。
親は常に前を歩いて正しい見本をみせないといけないと思っていたら大変ですが、一緒に育てばいいのではないかと思います。
親は「選択肢」をたくさん用意してみせてやればいいのではないかしら。
★せと’sコメント★
「一緒に育てばいい」と言う言葉、とても素敵だなと思いました。
親だってリーダーだって完璧な人はいません。
みんな日々、学んで育つんですよね。
そして、学ばせてくれるのは、目の前の人たちですね。
だから、「かけがえのない存在」となるのかな^-^