何でもそうですよね。
筋肉でも、趣味のことでも、トレーニング(練習する)と強くなったり、上手になったり。
知っているんだけど、自分のコミュニケーションについてはトレーニング(練習する)という感覚や意識が薄いので、ここはスルーしている人が多いわけです。
しかし、トレーニングすると本当に変わるんですよ。
毎年呼んで頂いている研修先に今年も行って来ました。
リーダー研修で、定年退職される方によって変動は多少ありますが、固定メンバーでかれこれ8年?9年?
年一回ですが、毎年参加してくれている方の変化は顕著ですね。
☆継続は力なり☆
コミトレをやっていると、この言葉を言いたくなる。
あんまりいうと、陳腐に聞こえるかなと思うくらい言いたくなる(笑)
研修も初回参加の方は、聞き慣れない言葉に戸惑いつつも自分の課題に直面する。
複数回参加の方は、毎年何かしらの変化を創りつつ、より深い課題や高度な課題へと取り組む事になる。
今回シェアをしてくれた話の中で面白かったのが、
「待つ事をテーマに過ごしていたけれど、待ちすぎてもあかんという事がわかった」という話。
相手の話が終わらないうちに、あーじゃこーじゃ言ってしまうのが私たち(笑)
沈黙は金なりという言葉があるように、待ってあげることで相手の能力を引き出す事ができることをワークでその効果を体感してもらうと、みなさんこうやって実践してくれるわけです。
そして、実践した結果、また気づきが生まれ、そこには新たな前進が生まれるわけです。
待ち過ぎたらどんな不具合が起きたか?というと、発言者が時間を持て余して、話をこねくり回して自分でも何を言ってるかわからんようになってしまった。という事が起きたらしい。
この失敗のシェアがあった事で、「じゃ、どうしたら良いの?」という疑問が全体に生まれるわけですね。
こうなると、他人事ではなくそれぞれが自分事で考えるという空間になるんです。
【個人のシェアが全体への貢献になる】
だから、シェアって多くの人への貢献になるっていう話です。
ですから、どこかで何かの会に参加した時は、率先してシェアしてみてください。
そのシェアが誰かの役に立つことがありますから。
さて、「じゃ、どうしたら良いの?」です。
あなたならどうします?
相手の考える力や持っている能力を引き出そうとして、待ってみたら逆にとっ散らかった状態にしてしまった…
どうしたら良いのか? どんな答えが湧いて来ますか?
この実践から得た気づきは一体何か?を糸口に探究してみましょう。
この実践から得た気づき。
【時間を与えりゃー良いってもんでもない】
ってことは、『良い塩梅の時間というのがある』ってことです。
じゃ、この良い塩梅の時間っていうのは何分?
これは何分という定義は使えません。なぜなら、人によって違うから。
じゃ、良い塩梅はどこで見極める?
【とっ散らかり始めた時】です(笑)
さっきと同じことを別の言葉で話し始めたとか、明らかに無理やり肉付けしているなぁーっていう時が、とっ散らかり始めた時です(笑)
そうなったら、あなたの出番です。
リードする立場のあなたが、きちんと場をリードすべく声かけを行う。
例えばこんな感じ。
「はい、ありがとうございます。大体考えを出してもらった感じかな」てな感じで、発言のバトンをこちらが引き取ると言った行動。
こうやって場をリードするリーダーが機能的であれば、その場は安定します。
ってな話をしていると、この失敗談を発言したご本人はもとより、自分事になった人たちの吸収力が劇的に上がっているのがわかる。
こんな場を積み重ねていると、人って本当に変わるんですよ。
だから、面白い!と思っちゃうんですねー。
変わりたいあなたは、このような場に参加することです!
一人で変わろうとしてもなかなか変われない。
本を読んで変わろうとしてもダメだと思うなら、リアルなコミュニケーションの場に参加してみることです。
本当に変わっていきますから!
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆