ワタクシの両親は『ザ・昭和パラダイム夫婦』だったなぁ〜と、クライアントとのセッションで改めて思った。
ここで言う『昭和パラダイム』とは、
夫は妻が言う事を頭ごなしに否定する
妻はそんな夫に毎度お伺いを立てては腹を立てる
あったでしょう?この構図。昭和に(笑)
寺内貫太郎一家とか、超昭和のおとーさんドラマだったし。
クライアントとのセッション中で思い出しました、両親のなんとも言えない不毛なやり取りを(爆)
母:パートに出たい
父:そんなもん行かんでも良い!家におれ!
母:資格を取る勉強したい
父:そんなもん何になるんや?!せんでも良い!
母:原付の免許取りたい
父:そんなもん必要ない!
母:車の免許取りたい
父:お前に車なんか乗れん!
まぁ、結局ことごとくやるんですけどね、母はね。
だけれども、必ず『お伺いを立てる』んですよ。毎回頭ごなしに否定されて怒り心頭状態になるのに。
で、怒りながらもやるんですよ。
パートにも30年以上行ったし、調理師免許とか取ってたし、原付に乗ってパートに行って、雨の時が大変だからって車の免許も取って。
なんなんでしょうねー?
お互いに何がしたい?!ってやつですよ〜。
で、笑ったのが母が車で買い物に出かけようとした時、認知症の父が「乗せて行ってください!」と言った時。
買い物への車中で「おとーさん、私が免許持ってて良かったなぁ〜」と母が言うと、ニンマリ笑って頷いていた(素直!笑)
そんな両親の下に生まれ育ったワタクシ、母と同じ事をやっては勝手に生きにくさを抱えていたって笑い話が!
夫は父のように否定はしないけれど、【誰かにお伺いを立ててから決める】と言うことが大人になってから無かったから、まぁ生きづらいのなんのって!
そこで、ハッと気づいた。
高校生くらいの時に、母が言った言葉を。
「もうお母さん、お父さんにやって良いかを聞かずにやる!聞いても意味無い。あかん言われてもどうせやるし」
その時「ホンマやなぁ〜」と深く納得したものでした。
なのに〜、自分がやっちまっていたのでした。
恐るべしパラダイム!!です。
親から子にちゃんと引き継がれていました。
まぁまぁ苦しんだ末今は、【決定事項を伝える】に変えています。
これでなんの支障もない。
夫から変更を依頼されたら、出来る範囲で対応するけれど【主体は自分】なので、いつでも楽々軽やかです。
なんかね、生きづらいと感じたら知らぬ間に引き継いだパラダイムがあるのではないか?と観察してみてください。
びっくりするから!(笑)
そして、めちゃくちゃ楽になるから!
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆
両親の「昭和パラダイム」にやられてたー!と気づいた時

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