「どうしても行動が変わらない人にはどう接していけばいいでしょうか」
という質問に対して
《信じて待つ》
変わらないということは、まだその人にとってはタイミングではないということです。
その時、が来るまで待つことです。
これはあるメンタルトレーナーが言ったことらしい。
以前、トレーニングを受けてくれていたクライアントがこの内容を読んで「先生を思い出しました」と言ってシェアしてくれました。
このクライアントにも、セッションなどでこれと同じ様な話を伝えていたらしい。
こういう連絡、嬉しいやんかいさー!と思いつつ、シェアしてくれた文章を読んで私に触発が起きてこんな↓↓↓返信をしました。
クリア出来たかと思えば、また同じような課題に突き当たる。
こうやって少しずつ人は前進していきますが、この少しの前進に我慢がならず、途中でやめてしまって成長の機会を放棄している人を残念に思いますが、それもまたタイミングがありますからね〜。
成長するためのそれぞれのタイミングが。
人を導き成長を促す人も導かれる人も、等しく課題に取り組んで生きている。
なんでも高速化が進む現代を生きる私たちは、とても時間に縛られやすくなっている。
全て【時短】を目指すよう仕向けられている。
だからこそ、少しの成長が我慢ならない。【時短】で成長したい。
だけれども、おそらくある程度の人生経験を積んだ人たちは全員知っている。
【成長するために必要な時間というものが在る】
ということを。
しかし、そこに思いをやる事ができない人や、それを助けるトレーナーやコーチのような人がそばにいない人たちは、「全然変わらない!(成長しない)」と苛立ち諦め、途中で成長の機会を放棄してしまう。
そして、そんな状況になっている自分を客観視できずに、自分に絶望している人たちも多い。
そんな人たちを一人でも多く目覚めさせ、諦めないように前進させねば!
いっぱい情報を発信して、一人でも多くの人に届くようにやらねば!やらねば!ともがきまくり、焦りにも似た気持ちで取り組んでいた時が自分にもあったなぁーと穏やかな気持ちで眺める私がいます。
ここ最近の私がセッションなどで口ぐせのように言っている言葉は
これまでの人生で、どんなに失敗だ!と思う事があったとしても何も間違っていないのです。人それぞれに体験すべき事は、必ず体験する事になっています。例え、失敗だと思うことであっても、それは失敗ではなくその失敗と思うことでさえ【あなたが体験すべき事】なのですから。
って、こんなことを言うと、クライアントの中には「じゃ、何も変えようとして頑張らなくても良いってことですか?!」と疑問を持つ方も多い。
そうなんですよね、体験すべきことをただ体験しているのなら、何かを変えようとしたり元気を取り戻そうとセッションを受ける必要もないのかも知れません。
がしかし、これまた長年コミュニケーショントレーナーをやってきて思う事は、
変わりたい!成長したい!という思いが人間を人間たらしめている。
人間である以上、この思いからは逃れられない。
そして、この思いによって起こる葛藤や苦しみからも逃れられない。
それこそ、前進したい生き物である私たちが【体験すべき事柄】だから。
しかし、葛藤や苦しみを抱え続けていると、前進する気力とタイミングを失う。
前進する・変化するタイミングが来るまで、「前進したい!変わりたい!」という気持ちを持ち続けられるように、自分を責めず自分を整え、タイミングがきた時に力を出せるよう日々を過ごせるようにサポートすることが、私(たち)の役割なのだなぁー
私たちに出来る事は、ただそれだけなんだなぁー
と。
自分の能力を使って人の役に立ちたい!
この様に↑↑↑【自覚】して、かれこれ30年近く。
長い時間をかけ数々の変化を遂げてきましたが、今また私にはこのような変化のタイミングが訪れたのだなぁと思う今日この頃。
本当に、人間とは自分とは興味深い!
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆