『戦っても意味のないもの』
こう言われたら、何が思い浮かびますか?
ワタクシが今思いつくのは
*歳を重ねる事
*失敗をする事
*ホルモンによる現象
歳を重ねる事と失敗する事は、事あるごとに湧いてきて「いやいや抵抗してもしかたないよね〜」と言い聞かせたりしつつ扱っている感じ。
これは死ぬまで扱い続けることだよなと思い、自分を否定したり責めないように眺めています。
ホルモンによる現象は、ここ最近数人の方に話したこと。
子育て中のお母さんが抱える悩み。
思春期の子どもからの厳しいコミュニケーションに傷つく母。
特に、男の子の思春期の「近寄るな!」というコミュニケーションにはやるせ無さでいっぱいになっている。
男の子は小学生くらいまでは、ママが大好きでママを守るような事を素直にするから、可愛い〜〜!!んですよ。
でも、思春期になったら、あの可愛い子はどこに行った?!と言うくらいに変わる。もうそれはびっくりするくらい変わる。
幼虫が蝶に変わるほど、別物になったかの様。
でも、本当にサナギのように体内で大変革が起きているんですよね〜、別物になる程の。
思春期ホルモンが働いている。
でもまぁ、そんな目つきで見なくてもいいやん!そんな吐き捨てるように言わなくても!って思いますよね。
色々世話にはなっているのにさー、偉そうに!!ってね思うよね。
腹もたつし、悲しくもなる。
しかし、傷ついてるのは大人だけではないのですよ。
実は、反抗的な態度をとっている本人が一番傷ついていたりする。
この事実を知らないお母さんたちが多いなぁ〜と思う。
この話をすると、100発100中でお母さんたちの目の色が変わる。「え?!そうなの!?」と言う目。
そこから、少し遠い目になって子どもを思い浮かべる。
そして、やっと降ってくるような深い【納得感】。
そこで初めて救われたような顔になる。
どんなにひどい言われ方をしても、態度を取られたとしても決して嫌いにはなれないから苦しいわけで。
その子が実は、自分を制御しきれずぶつけてしまった言葉や態度に、母が悲しんでいることを感じて傷ついているとわかる。
「あー、何も変わってない。あの子はあの子のままだ。」と思えた時、お母さんは涙を流します。
全てはホルモンの為せるワザ
と落ち着いて状況を観察してねとお母さん方には伝えます。
冷静にならないと、将来にシコリを残すコミュニケーションをしてしまうから。
思春期ホルモンの活動は18、19歳くらいには落ち着く。
子どもは一段階大人になって自分を取り戻す。
その時に、シコリが残っていると素直になれないんですよね。
だから、冷静になる事。
あーー、この子は今ホルモンが働いてるんだなぁ〜 自分ではどうしようもないんだろうなぁ〜と眺める感覚で。
これは、更年期を迎えている女性(お母さん)も同じ。
更年期でホルモンバランスが乱れていると、考えがまとまらなかったり、ボーッとしてしまったり、身体が動かなかったりする。
それを怠けているとか甘えているなどと責めて自分を動かそうとする人がいる。
そんなの無理無理〜 思い通りに行かないって!(経験者は語る笑)
これをやり続けると、自信を失うからホント気をつけて!
ホルモンと戦おうとするとロクなことはない
てか、意味がない
ということを深く心に刻んで頂きたい。
そして、身近な人でホルモンと戦っている人を見かけたら、ぜひ今日の内容を伝えてあげて欲しい。
その人は絶対に救われるから。そして救われたその人は、他の誰か救おうとしてくれるから。
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆
戦っても意味のないものとは戦わない

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