毎週金曜に「せとさんのつぶやき」を更新中

どんなに意志が強くてもどうにもならないこともある

気付き
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コミトレは、自分の意志や意識の力を強化することで現実を変えて行くのも目的の一つ。

ですから、ちょっと間違えると意志や意識を強化するとなんでも出来ると思ってしまう。
まぁ、言うたらそういうことも出来てしまうのが、人間の深遠なる部分ではあるから否定はしないけれど、このなんでも出来ると思ってしまうと「どうにもならない」に直面した時に、自分を否定する、責めるなど自己攻撃が始まる。

私自身、この感覚は強くて40代までは、意識はせずともこの「なんでも出来る」感覚でいたなと思います。

が、少しずつわかって来るんですよね。

<どんなに意志が強くても、どうにもならんことが世の中には在る>

ということが。まぁまぁの今頃?!ですが(笑)

自分は不死身だくらいに思っていた(意識)けれど、ガンに罹ったし。
すごく良い人だと評判の人が、不慮の事故に遭ったり。
ものすごく健康に気をつけている人が早死にしたり。

先日、友人が言ったことにもここにも!というシンクロ感があった。

「どんなに正しく、人には優しくとまっとうに生きていても、冷遇され悲しい思いに陥り、ちょっとウツになった」「周りの感覚も変わって、親しくしていた人たちがバラバラになり、どうにも出来ない時の流れを感じた」

ウツからは一番遠そうなタイプの友人の口から、こんなことを聴くとは思いませんでした。

確かに、どうにも出来ないことが在ると今は分かります。
10年前の自分にはわからなかったこと。

これが年齢を重ねるということだろうなと。
若い頃の強さや勢いがなくなって行くその一方で、前は分からなかった人間の機微が分かるようになる。

若さや勢いを手放して、一歩ずつ人間になっている

そんな感覚です。

今のコロナ禍も「自分ではどうにもならないこと」の一つ。

だからと言って【諦めろ】というのではなく、
自分ではどうにもならないことが在る
という観点に立って、
【自分を責めすぎず気力・体力を温存させて、到るべき時に備える】

をオススメしたい。

特に、自分を叱咤激励しながら前進を重ねてきたタイプの人は、ここを気をつけないと自分を励ますのではなく怒り責める
叱咤激怒
になってしまうから!

弛めてあげるのも自分へのコミュニケーショントレーニングです。

☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆

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