今まで自分がやってきた事は一体なんだったんだろう
報われない思いを吐き出したクライアントの言葉。
このような思いを抱いた経験がある人も多いはず。
思い通りにならず、苦しい胸の内をセッションでは吐き出してもらいます。
これは誰かれなしに言えないけれど、ずっと言わずに胸に秘めていると元気を失い、本来出来ることさえ出来なくなってしまいます。
度を越せば、心と身体のバランスを崩してしまいます。
セッションは前進を生むためのものですが、時には弱音や愚痴を吐き出すことも前進に繋がるので思う存分吐き出してもらうというわけです。
吐き出したなら、少し心に余裕ができます。
その余裕ができたところで、私たちトレーナーやコーチはクライアントの気づきを促す事、必要な事を伝えていきます。
今回、このクライアントに必要な事は、疑問を解消してあげること。
クライアントが口にした「今まで何をやってきたんだろう」に対する答えを明確にして、疑問を解消すること。
私がクライアントの話を聴いた上で、疑問を解消する答えとしてフィードバックしたのは
「評価を追い求めた期間だった」でした。
この言葉を聴いたクライアントは、ハッとした表情をしました。
それは一瞬、驚いたような表情でしたが、疑問が晴れたという顔に変化していきました。
「評価を追い求めた期間だった」とは、決して嬉しい言葉ではないですよね。
でも、私たちは【真実の姿・全容が観えた時】、とても楽になるのです。
人が前進・成長をしていく上でとても大切なことがあります。
それは、【楽・快適な状態をいかに多く人生に創り出すか】ということ。
楽・快適な状態が前進する力を生み出すから。
私から嬉しくない言葉を突きつけられたクライアントですが、明らかに本来の能力を発揮するオーラに変わり、人生を変化させていく意欲が溢れた感じになっていました。
私たちは【真実の姿・全容が観ること】に、恐怖に似た感覚を抱きます。
けれども、その先には今までとは違った軽やかな世界が待っている事を、多くのクライアントを通して見せてもらいました。
【真実の姿・全容が観ること】 これで死ぬことはありません。
セッションでも良く言いますが、死にゃーしない!命まで取られることはない!のです。
それどころか、苦しみという沼から抜けられるのです。
ぜひ、参考にしてみてください。
あなたが明るく元気に軽やかに生きられますように!
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆