ここ最近、あるクライアントは物理的にも精神的にもかなり追い詰められていた。
夜中にハッと目覚めてそれから眠れないとか。いや〜これかなりキツいですよねー。
ここ数回のセッションはその辛さを吐き出して、とにかく前に進むという状態。
こういう時はトレーナーはクリアリングパートナー(話を聴いて毒出しを手伝う)に徹するわけです。
どうにかしてあげようとすればする程、相手(クライアント)の心が固くなってしまうからね。
想像してみてください。
夜も眠れない程追い詰められてる時に、ああしたら?こうしたら?とか言われたらウザっ!って思いません?(笑)
でも、私たちは良かれと思って、相手を何とか楽にしてあげたくてウザいことを言ってしまうので気をつけましょう。
さて、このクライアントは遂にピークを迎えたわけです。
もう〜〜無理!!もぉ〜〜嫌!!っていう状態になった。
これ一見良くない事のように思いますよね?もう〜無理!って状態に追い込まれるんだから。
まぁ、その観点もアリなので間違いではないんですが、別の観点を開くと案外プラス要素があったりするわけです。
今回の状況はクライアントにとってみたら、かなり辛い出来事だったわけですが、今までの流れなどを知っているトレーナー側からすると大きく次のステップに移行する時の儀式とでも言うか、ステップアップのための困難だったなぁ〜と思ったわけです。
実際、去年の初めくらいからステップアップへの促しが起きていたのですが、このクライアント的には「まだまだ」という認識で今日まで来てたわけです。
クライアントにとっては辛い出来事ですが、状況が全力でステップアップの後押しをしたという見方もできる。
別の言い方をすれば、課題が頭から降ってくる感じ?(ドリフのカナダライが落ちてくるみたいな笑)
セッション中も追い詰められた感じで話していたクライアントですが、私から観える上記のことをフィードバックしたら、一瞬にして気が楽になったと。
それまではしんどい暗い闇の中にいるような感じだったのが、パァーッと明るく開けたような気分になった。
色んなクライアントとセッションしていても良く起こる現象ですが、ホント一瞬で目がキラキラに輝き出したりする。
【目の前で起こっている事象にどんな解釈をつけているか?】
これが自分を楽にする解釈なのか、暗い闇の中に押し込むような解釈になっているのか?
この違いで、人生大きく変わるわけです。
心が楽に軽やかになった人は能力を発揮する事ができるようになる。
そうでない状態であれば、本来出来ることさえ上手くできなくなったりもする。
だからこそ、物事をどう捉えるかどのような解釈をつけているか?ってことが大事になるわけです。
どうせなら光が差して軽やかに能力を発揮して生きたいじゃないですか!ね!
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆
この世は本当に解釈次第で光も差すし闇にもなる

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