人間関係の問題で一番と言って良いのでは?と思うのがこの【距離感】
これを測り間違えると関係を拗らせるよなぁーと思うわけです。
人間関係の中でも、
親兄弟姉妹、夫婦・恋人、友人
これらの人間関係は親密であるが故に、距離感の取り方が難しくなるなぁーと。
何と言っても親子の距離感が一番難しいのでは無いかと思います。
人間関係の適切な距離感 = 互いが心地よいと思える状態を創り続けられる心の有り様と表現しておきましょうか。
互いが心地よい状況を創り続けるのが難しい関係は親子かなぁーと。
愛が深いだけに、行きすぎてしまいがち。
韓流ドラマの定番でもありますが、子ども可愛さに自分の考えを正しいと押し付けて、恋路の邪魔をしまくるってアレ。
アレは距離感間違えたーって最たるやつですよね。
ドラマを観ていると、「あんなことまでする?!」と斜めに観てしまいがちですが、わからんですよー、人間なんてね。
本当、愛は人を狂わせますから。ドラマ程では無いですが、私の周りにいる人たちも苦しんでいる・いた人が多い。
可愛さのあまり子どもの行動を制限する過干渉な母親に苦しむ子。そんな状態を仕事を優先させてみて見ぬふりを続けた結果に後悔する父
一人っ子の自分が母の元を離れたら、母が死ぬのでは無いかという呪縛に苦しむ子
親の関心を引きたくて問題行動を起こし続ける子と「無関心」という盾で自分を守ろうとする母
などなど、枚挙にいとまがない。
夫婦や恋人関係も、親子間とは違った距離感の難しさがある。
結婚してみてわかったのは、母が父に取っていた距離感を受け継いでいるなぁーということ。
まぁ、夫だけでなく「家族」に対する距離感でもありますが。これが心地よければ良いけれど、そうでない事に気づきもせずその距離感をとり続けようとするからしんどいんだなぁーと。
母と私は違う人間だし、構成するメンバーも違うのにーーー。
でも気づかないのよねーーー、こんな当たり前の事に。
で、もう一つ気づいた事。
昔、弟の帰りが遅く心配して寝付けない母を見て、「なぜにそこまで?!もう大人やん!帰って来ないって心配する事じゃないやん!」と理解できなかったのですが、ナント!夫が午前様の時は帰ってくるまで寝つきが悪いわ・た・く・し。
なんてこったい!!焼が回ったとはこの事か?!ですよ。
で、探究した。なぜに故にこんな状態になるのだろうか?と。
出てきた答えは【『自分の管轄』に在る人の事はこんな状態になる】でした。
【管轄】ってねー、距離感を近く取りすぎてるなぁーと改めて思った次第。
この事に気づいてからは、出来るだけ相手(夫)との間に川を流すが如く、距離を取るよう心掛けています。
これはかなり効果的なようです。
午前様でも寝られるようになったし(笑)、普段のやり取りにもイラッとする事が減ったように思う(爆)
やたらと心配したりイラッとなったり、相手に感情移入してしまうのは愛がゆえ。
愛は人間関係を豊かにも幸せにもしてくれるけれど、過ぎれば(距離感をとり間違える)互いにストレスを与え、関係を破綻させる事にもなる。
今回の内容がピンとくる方は、ぜひ【距離感】を意識してみてください。
まぁ、まずはちゃんと自分を観察して、距離感の取り間違えに気づくことからですが。
その際は、自分や相手を責めないこと。人間だから愛があるからこうなるのだから。互いにとってより良い距離感を探ってみてください。
かけがえのない人を互いにちゃんと愛せるように!
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆