毎週金曜に「せとさんのつぶやき」を更新中

自分を快適にするモノの観方のススメ

取り組む
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例1
抽選に応募するも、なかなか当たりが来ない場合
A:全然当たらない!自分は当たらない人なんだ。やっぱり持ってる人とは違う……
B:3万人に当たるって言ってたけど、実は今日は誰も当たってないんだわ、きっと。

例2
仕事のコンペで、自分の会社が仕事を取れなかった場合
A:うちの会社(自分)に魅力がないんだ。やっぱり実力がないんだ……
B:うちの会社(自分)を選ばないなんて、観る目ないよなー、では次!

例3
求人に応募してきた人に、面接をすっぽかされた場合
A:なんて非常識な!!せっかく時間取って待っていたのに!!(怒)
B:非常識な人間に、貴重な時間を割く必要ないってことだな。入社していたら、大変だったかも!

3つの例とも、A、Bどっちの考え(見方)もアリですよね。
しかし、人生を難しくしてしまうタイプの人は、大抵がAの考えが湧いてきて、頭に来たり落ち込んだりしているはず。

かつての私もそうでした。
なので、いつも火の玉のように怒っていたのでした。
同僚で怒りを見せない穏やかな人が怒らない事にさえ、「腹立たんの?!もっと怒ったらいいのに!!」と怒りをぶつけたりして、もう迷惑千万!(苦笑)

しかし次の瞬間、その同僚から放たれた言葉が理解できずフリーズしたことがあるのです。
同僚曰く
「だって、怒ったらしんどいやん」

本当にこの言葉を聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。
はぁ?! です。
今なら、「ちょっと何言ってるかわからないです」ってやつです。

その当時の私には、「怒ったらしんどい」という概念や体感はなく、どちらかと言えば「怒ることは当たり前」でした。

この同僚の言葉が意味するものが分かるようになったのは、コミュニケーションを学ぶようになってからです。

自分(の心)を、怒りでいっぱいにするようなことが嫌だったんだろう。
自分の大事なエネルギーを怒りに使うようなことをしたくなかったんだろう。
そんな事に大事なエネルギーや時間を浪費するくらいなら、考え方変えてさっさと自分を楽にしてやる。
うっとうしい物事や人たちから、とっとと自分の心を引き離して、心の平安を自分に与える。

【心の平安を自分に与える】

これを第一優先にしていたのだろうということが、コミュニケーションをトレーニングするようになってから理解できるようになりました。

冷静になって観れば、自分の心の平安を脅かしてまで、関わりたい事柄でも相手でもない場合が多いのも確かですしね。

心に平安を与え、快適にするモノの観方のバリエーションが増えてくると、幸福度や満足度も増してきますから。

物事の観方が人生を左右するんですよね、本当に。

☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆

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