あなたは自分をどう思って(評価)していますか?
めちゃくちゃ意志が強い
決意がすぐ揺らいでぐずぐずになる
まぁまぁ強いタイプ
誰かに決めてもらいたいタイプ
頑固なほど、人の話を聞かない
など等。
私は、めちゃくちゃ意志が強いけれど、弱々のぐずぐずな自分も居て結構扱いにくいタイプ(笑)
若い時は、弱々の自分は否定していたので、強そうに観せている自分に苦しんでいたんですねー
これ伝わります?
強そうに見せてる自分と本当の自分のギャップに苦しんでいたんですねー
でも、本人全然気づいてないんですよ。
自分がそんなことで苦しんでいるっていう事に。
夫の太極拳教室(現在は完全パーソナルレッスン)に通う生徒さんが今日のテーマの人なのですが、見事に観せてくれました!
この方は、誰がどこから観ても弱々しい、根性なさそーという感じ。
ご本人も、ご自身をそんな風に表現していました。
太極拳の基礎練習の中に、馬歩(マァブ)という両足を開いて中腰になるかなり負荷がかかるカンフーを鍛えるものがあります。
13人いる生徒さんの中でも、このしんどい姿勢を5分間キープできる人はまだ4人。
想像しなくても、しんどい姿勢ってわかりますよね。
その超キツい姿勢を「根性ありません」というタイプのこの方が、なんと!10分間キープしたのです。
最中の写真を見たら、【ゾーンに入っている】という顔つき。
今まで見た事ない強さが滲み出た表情。もう別人級に違う。
もちろん、本人も「えー?!そうなんですか?10分はいないんですか」と驚いた風(笑)でしたが、どこか超然としたところがある。
知ってるんですよ、深いところでは本当の自分の姿を。
でも、強くてはダメ、弱くしなくては、弱い方が良いとどこかで思っていると、そのように自分を表現する。
多くのクライアントを観てきて、これは確信しています。
【私たちは自分さえも巧妙に騙す】という事を。
誰が騙すのか?
それは、自我(エゴ)という奴です。
自我(エゴ)が強烈な力で働きかけるのです。
「それは違うぞー、こっちの方が本当だぞー、安全だぞー、可愛がられるぞー、」ってね。
なので、都合の悪い自分を覆い隠す為、バランスを取るために、真逆の自分を表現するというメカニズムが人間にはあるんです。
案外ね、強そうにしてる人ほど、本当は臆病者です(笑) これ私(爆)
従順そうに観える人ほど、実は芯が強い!びっくりする程の強さを持っているんですよー
強そうに観えても弱そうに観えてもどっちでも良いんですが、注意して観て欲しいのは本当はどんな自分なのか?
本当の自分に目覚めている人は、自分がやっている事、創る結果に対しても納得する事ができます。
そして、その結果が気に入らないなら、そこから変化する方法を考える事も出来ます。
けれど、本当の自分に目覚めていないなら、思うようにならない現実に苦しみ、そんなことしか出来ないと自分を嫌うようになります。
一度、本当の自分とは?という観点で自分を見つめてみてください。
自分とコミュニケーションしてみてください。
ふっと今まで気づかなかった事が観えてくるかもしれませんよ。
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆