「気づきマニア」には気をつけましょう。とセッションやセミナーなどで言ったりしています。
気づきマニアとは、気づいた事に満足してそこで止まってしまう。そしてまた新たな気づきを得る事を喜びとしてどんどん気づきを積み上げている状態。
注:「気づきマニア」という言葉は、せと千佳が勝手に使っている言葉なので世間で通用するかは定かではありません(笑)
本来何のために「気づき」を得る事を推奨されるのか?と言えば、そこから何らかの変化への手がかりやきっかけを得て、新たな一歩を踏み出したり在りたい自分になって行くために気づきが必要不可欠だからです。
時として人は、本来の目的を忘れてすぐに手に入る喜びを得る事にすり替えてしまうことがあります。
多くの人を観ていて「気づき」は、すり替えが起きやすいポイントだなぁと思う訳です。ですから、注意喚起していたのですが、今回新たに【ブロック】にも【マニア化】が起こりやすいのだなぁーという気づきがあったので、早速変化への行動としてみなさんにもシェア。
【(心理的)ブロック】という言葉を聞く事も増えていると思います。セッションを行なっていると、どうしても同じところで足踏みしてしまう、壁と思うところを越えられないという状況になることがあります。
何度も繰り返すこの状況を「なぜに故に?」と自分に質問(コミュニケーション)しながら紐解く事もコミュニケーショントレーニングなのですが、そこに【(心理的)ブロック】が関わっている事を発見したりします。
変えよう変えようとチャレンジしてみるものの、ここぞ!という時に怖さや不安、心配などネガティブな感覚がぶわぁーーーーと湧いてきて、だめだぁーーーーーー!という事になったり、停滞するというような状況は【(心理的)ブロック】が原因ということが多い訳です。
セッションでは、それぞれのブロックの種類、それが生まれた背景が違うので、そこを探究(観る)していきます。そうすると、面白い事に観るだけでブロックが緩んだり、影響しなくなることもあってかなり変化が起きやすくなります。
ですから、ブロックが原因で進まなかった経験のある人は、同じような状況になった時に「ブロック」を疑うようになります。これ自体は何ら問題はないのですが、マニア化してしまうのは問題があるなぁーと思うのです。
なぜならば、マニア化することで【ブロックを強化】してしまうから。
先日も定期的にお金に関する課題が表面化するクライアントとのセッションで、「お金へのブロック」を疑い扱おうとしたのですがどうも違和感が…..
話を聴いていると、お金に対するブロックとは思えないのに、課題として上がってきている。が、これはお金ブロックとして扱っていてはいけないぞと思う場面があったのでした。
私に入ってくる感覚と違和感を説明して、別の課題の可能性を話たところ、クライアントもしっくり来た模様。新たな課題解決への扉を開いて進む形になったので、ブロックとして扱わなくて良かったーーと思った体験でした。
このように、【ブロックもマニア化】しやすいポイントだと思うので、みなさんも自己探究する時やセッション時には気をつけてくださいね。
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆