引き上げたい思いが強いからこそ言葉が強くなる
評価されたいからこそ報われない虚無感に苦しむ
上司と部下の人間関係ってホント綱渡り。
相手を思っていればいるほど、崩壊スレスレのタイトロープ。
上手くきりぬけたら新たなステージをお互いに迎えられるんだけれど。
上手くいかずに関係性が壊れるケースも多いんですよね。
上手くいかないケースは、相手の真意を計り損ねるから。
上司側は「やる気が無い」「頑張る気が無い」などと思ってしまう。
部下側は、「一生懸命やってるのにやったところは見てくれない」「虚しい」などと思ってしまう。
真ん中で両方から話を聞くと、同じ事について話をしているようで全くスレ違っているのがわかる。
例えると、ペットボトルを見ながら「中身」について話している人と、外側について話している人みたいな感じ。
お互いペットボトルを見ているから、同じ事について話してると思っているけど全然違う。
だからスレ違ってしまう。
これ、あまり意識していないかもしれないけれど、世の中で結構起きている事です。
もしかしたらあなたの人生にも起きているかも。
大事な人との間で、何か噛み合わないとか「分かってくれない」と思った時には一度「ペットボトルの中身と外側の話か?」と引いて観て欲しい。
そしたら、「なんで分からんねん!」や「どうして分かってくれないのか!」という感情が少し落ち着く。
その落ち着いた時に、【相手の背景を観る】に移るチャンスが生まれる。
ここからが本格的なコミトレ(自分のコミュニケーションをトレーニングする)
なぜにゆえにあんな風に言われたのか?
あんな風に言う相手は何が観えているからだろうか?
何に引っ掛かっているからだろうか?
もし自分があんな風に言うとしたら、どういう時だろうか?
コレ良くクライアントに言いますが「相手の側に回り込んで観てみる」ってヤツ。
そうすると、今まで観ていた景色と全く違うものが観えてくる。
そこで気づくんです「あぁ〜〜なるほどなぁ〜〜、こう観えていたらあんな風に言いたくなるわな」って。
ここまで行くと、自分の中で何をどう変化させれば良いかが分かってくる。
もしくは、その手がかりを探せそうな気になる。
そしたら元気を取り戻すんですよ。
で、もう一回話してみよう!とか、角度を変えて取り組んでみよう!って気になる。
コレはコミトレで言うところの【観点を変える】トレーニング。
どこを観るか
どこから観るか
どう解釈するか
これで辛く苦しい状態にもなるし、やれるかも!と元気を取り戻すことにもなる。
そしたら、能力も発揮出来るし、より良き関係を築いて行ける。
そんな瀬戸際にいる人たちを、全力でサポートしている今日この頃です。
みんな一生懸命なんだよぉ〜〜!
何も手抜いてない。
ホント愛おしいのよ、人間って。
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆
大事な人との間で「噛み合わない!」と思った時は

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