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過去を否定すると未来を自由に生きれなくなる

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人生を進めていると、忘れたいことや無かったことにしたいと思う体験や出来事が、一つや二つは出来てくるものですよね。
だけれども、そんな過去も否定してはいけないと思う訳です。

もし、これを読んで「そんな事ない!あんな体験要らない!」と思う方がいるなら、それはそれで良いんです。
現時点ではそう思っているわけだから。

ただ、体験や起きた出来事を無かったことには出来ないし、それがどんな体験であっても、私は大切なものだと思う。
なぜなら、私たちはその体験や出来事を経て今があるわけで。
もし、過去を否定したら、今の自分を否定することになる。
そうなると、人生は途端に難しくなるんです。

例えば、戦争。
戦争をしていた時や直後は、暗く厳しい時を過ごしたわけです。

もちろん、戦争は要らないもの。
けれども、あの戦争体験があったから、平和の大切さや安心して暮らせる日々に幸せを感じることができるという事。

あるクライアントは、自分のルーツである親に対して否定的な思いを持っていました。
ところが、ある日のセッションで、自分は親が愛し合ったからこそ生まれた。愛されていたのだと気づいた瞬間、大粒の涙を流して「安心した」と言いました。

ご本人も「安心した」という言葉を言った自分に驚いていたのだけれど、それほどにルーツ(過去)を否定すると不安定になるという事です。

私にももちろんありますが、あなたにも否定したくなるような過去があるはず。
だけれども、そんな過去にも「存在」を許してあげてください。
きっと、心が軽くなる体験をしますから。

あと今、世の中で「地の時代から風の時代へと変革が起きている」と言われています。
ともすれば、地の時代を否定するような感覚がありますが、それも違うなーと思うわけです。
地の時代も、私たちが生きた時。
その時の体験や出来事があってこそ、新しい時代へ移行できると思うのです。
そして、地の時代の教えの中にはとても大切なものも多いですよね。

大切な教えを次の時代でも活用しつつ、明るく元気に軽やかに生きていく。

過去は過去で置いといてー、未来を自由に生きて行きましょうね!

☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆

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