今、人生を生き直しているとするならば、何をどう変えたいのか？

本日のタイトルは、ある物語を読んでいて湧いてきた言葉。

前世で人生の終わりが近づいてきた主人公。
しかし、こんな終わり方は嫌だ！もう一度生き直させてください！今度はこんな失敗はしません！絶対に違う人生を歩んでみせますから！！
と神に懇願する。
そうしたら、前世の壮絶な記憶を持ったまま、18歳の自分に生まれ直している。

という場面。

今、自分の人生も、やり直しをするチャンスを与えられているとしたら？（過去での失敗を挽回するチャンス）

と思ったら、ちょっとワクっとしたんですよね、私。

人生は何が起こるかわからない。だからワクワクするのだ！

という考え方がありますよね。

それはそうだなぁーと思う一方、人生半世紀を超えてくるとちょっと焦りというか、
〈もうちょっと効率よくやりたい！人生は有限だからなぁー〉
みたいな気持ちも湧いてきたりしていてーー（笑）

ですから、今【過去の失敗から学び違う生き方をする】という目標を持つという観点は、意識を集中しやすいという感覚になり、なんだか効率が良くなる気がするわけです（知らんけど笑）

実際、ちょっと昔に、この感覚で人生に取り組んだ経験があったのです、私。この物語で思い出したけど（笑）
振り返れば、なんかね本当に違う人間になったかのような期間だったなぁーと。

私たちは、自分自身にがっつり枠（パラダイム）をつけて生きているなぁーと思うのです。
今まで生きてきた自分に基づいて、自分の行動を制限というか制御している感じ。
それまでの人生との『整合性を持たせたい欲求』というか。
だから、突拍子もない行動に出にくい。

と言っても、『突拍子もない』と思っているのは、実は自分だけで周りは案外、気に留めてないというか「へぇーそんなこと始めたんか」くらいなんですけどね（笑）

【過去の失敗から学び違う生き方をする】と思って生きていたその時と、今の自分を比べてみると「自分はまた枠にハマった生き方をしているなぁー」と思うのです。

・私は◯◯な人間
・そんな事は私には無理
・恥ずかしくてそんな事は出来ない

人間、やっぱり慣れている世界が楽なんですよね。例えそれが窮屈だったり、望んでない状況でも。

私はやっぱりエネルギッシュに生きたい。

と言っても、若かりし頃のように身を削って暇を惜しんでという生き方ではなく、
〈そうそう、これ！この感じの自分は好きだわーーー！！〉
と満足感を抱いてエネルギッシュになっている状態。

きっとね、過去や今の枠のハマった状態での自分ではなく、【自分にはこんなところがあったのか？！こんなこともやれちゃうのか？！】という、新しい発見と体験をしたいんだと思うのです。