小さい頃は、日本が行け行けドンドンの時代で、大量生産・大量消費が豊さの象徴だったから、量が少ないことに不平不満を言うと必ず言われたのが
「量より質」
世の中の空気感からするとこの言葉は、言い訳というか誤魔化すための言葉のように感じていたということを、ここ最近リアルに感じるようになったのです。
それは【豊さとは?】の探究を、11月の1ヶ月をかけてコミトレメンバーとしていたことによるもの。
自分にとって本当の豊さとは何か?
とても抽象的なテーマですが、こういう抽象的なテーマにじっくり時間をかけて取り組むと、今まで観えてなかったフィールドが観えて来たりして、掴みきれていなかったものが明確になったりして、世界観が変わったりするから素敵!と思うし好きなんですよね。
今回の豊さの探究は、自分の中の世界観の変容のスタートのよう。
そして、時代の空気感が変わってきていることを実感する感覚があって、とても面白い探究でした。
豊さとは?というと、必ずと言って良いほど「お金」が思い浮かぶはず。
たくさんのお金やたくさんの物を所有していることが、豊さの象徴だった時代が長かったこともあって「豊さ=お金」と思うのだろうけれど、この不動の感覚が揺らぎ始めているのが、今かなと。
コロナ禍でお金があっても自由に出歩くことや会いたい人に会えない。また海外に行くことや必要なものも買えないという体験をした。
そして、お金があっても入院すら出来ず、命を落としてしまうことさえも。
何かあったとしても、お金があればなんとかなると思っていたことが覆された体験ですよね。
そして、働く場所、住む場所など本当に豊さを感じる環境とは?を否応なしに考える時間を与えられたように思う。
こういう劇的なことがない限り、私たちはなんとなく工夫して今在るものをなんとか継続させようとするから。
人の感覚ってこうやって変えられるのかーと感慨深いものがある。
そんなことを感じながら、お金に関して「本当の豊さとは?」を探究して出てきた答えは
お金はもちろん必要。
お金はエネルギーとも言われるから、循環させることが大事。
但し、備蓄エネルギーは必要。
自分や家族がやりたい事をやれるようにある程度は備蓄しておく。
これが確保できることが、【豊なお金】を持っているという事。
私にとっての【お金と豊さ】がしっくりきた瞬間。
その上で、これまでになくお金を得ようと思い始めているのです。
それは、自分や家族にとっての豊さが確保できた、それ以上のお金の使い道が自分の中に出来たから。
循環させると良いところ、生かしてくれるところに循環させたい!と思い始めた。
ここで出てきたのが
「結局人って、お金を生かしてくれる人に払いたい、使いたいと思うんだなー」という答え。
お金以外にも、時間に関しても豊さの感覚が変化したことはまた機会をあれば、どこかで話してみたいと思います。
自分にとって本当の豊さとは何か?
このテーマで誰かと会話できるのであれば、是非に!超オススメです。
そして、私を含めコミトレメンバーは「愛について」12月いっぱい探究するのであります。
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆