先週のメルマガを配信してから、受け取るに関する衝撃のレポートを頂きました。
前回は、ご厚意や褒め言葉などを受け取るのが苦手な人に向けての内容でしたが、世代によっては受け取り放題(笑)の人たちもいるらしいのです。
Z世代と言われる今の若者たちの「受け取り事情」が、受け取りベタ世代の私にはまぁまぁ衝撃的。
Z世代の多くは、上司や目上の人からご馳走される事には全く抵抗がない模様。
若者が変に遠慮するのも「なんだかなぁー」と思うので、軽やかに「ご馳走になります!」と受け取ってくれるのは気持ち良いですから、素敵な感覚だなとは思います。
「とは思います」というには、続きがあって。
実は、衝撃というのは、「ご馳走してあげる」と言われてないけれど、自ら「ご馳走様です!」と言ってご馳走される状況に持っていく若者が居るらしい。
というか、この感覚がスタンダードっぽいのです。
このようなZ世代の言い分としては、
・みんながそうしているから
・ご馳走してもらえたらラッキーくらいの考え
と、とても軽い感覚みたいなのですが、受け取りベタ世代のわたくしとしてはかなりの違和感と共に、これはマズいぞという思いが。
というのは、「ご馳走してあげよう」と思ってないけど、若い子から「ご馳走様です」と言われたら「え?!ご馳走するの?!私が?!」と戸惑うなぁーと。
そして、なんだか断るとケチな人と思われそうなどと瞬間的に他人の評価を気にする思考が動いて、「ぉっおぉーーー、そうか、ほなご馳走しとこうかぁ…」と流されてお支払い。その後なんだか悶々とするなぁーとなるであろうと思うわけです。
嫌われたくないとか、良い人と思われたいと言う思いが強いですからね。
そして、思考は言葉の7倍速で動くので、あっという間に上記のようなことになっている事が多い。
そこで、コミトレ的には、このようなコミュニケーションを想定してシュミレーションをしておくことで、他人の評価に流されるような思考で、後で悶々とするような行動をしなくて良いように準備をしておく事をオススメしているわけです。
【自分がとった行動で悶々とする時間を出来るだけ減らすこと】
これができたら、自分の人生に快適さを創り出す事ができる。
これが自分自身にコミトレを行ってきたわたくしの実体感ですから、不具合を感じたら・不具合が起きそうだなと思ったらシュミレーションで準備をします。
今回のシュミレーションでのポイントは、
【相手のコミュニケーションに流される事なく優雅に振る舞う在り方の探究】
そこで出てきた答えが、
・Z世代はご馳走されなくても気にしない(はず)。だから「ご馳走するのはまた今度ーーー」と軽やかにニコやかにお断りする事を自分に許可しておく
・例え、「ケチ」と思われても、自分が良しと出来ない、軽やかに清々しくお支払いできないようなお金の使い方(お金とのコミュニケーション)はしないと自分に許可しておく
もう一つくらい準備できると良いなぁーと思っているのですが、出てこないので転がしている今。
ちなみに、ご馳走されたZ世代の中には、後輩に対して自分がしてもらったようにご馳走していくという考えの子たちもちゃんといるらしい。
会社員時代、上司や先輩たちがこぞってご馳走してくれ恐縮していると、「俺らも同じようにしてもらったからやってるねん、お前らも後輩にしてやるんやで」と言われたのを思い出したのでした。
「遠慮」というコミュニケーションが省略されてはいますが、「自分がされて嬉しかった事を次の人に行う」という「ペイフォワード精神」はそのままだなぁと思うと、なんだかほっとする感覚です。
にしても、世代が違うとこうも違うかぁーと思うのでありました。
まぁ、私たちもその昔「新人類」と言われてたからなぁーーーー(爆)
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆