先日の旧正月、とてもカオスな新年会を過ごした時のこと(笑)
Facebookにも少し載せたのですが、わたくし、子も産んでいないのにすでに5人の孫がおります。なんてラッキー!
夫の息子の子(5)、夫の弟子(大阪在住)の子が3人(双子(6)と(3))、東京在住弟子に1人(1)
この5人のうち、4人の孫と大人が入り乱れての新年会。
『人集まるところに揉め事あり』ですよねー
やっと食事の用意が整って、さぁ食べよう!という時にそれは起きました。
息子の子(5)が、食べるからちゃんと席につきなさーいと促されたにも関わらずお絵描きをやめない。最近、人をおちょくるような言動が出てきてパパは「またか!」となったようで、何度目かの促しを無視する子(5)をガッと抱き上げて、イスに座らせようとしたら怒ってギャン泣きーーーそうなったらしばらく手がつけられない。自分の意思を無視される力づくの行動に怒り心頭ーーー!ママに抱きついてギャン泣きーーーーそこでもまた無理やり抱き上げようとして、今度はママとパパが大喧嘩ーーーーーーーー
もうねー、コントのような流れーーーー(笑)
いつも子どもの反応を観ていて思うけれど、いくら幼い子どもでも【自分の意思を無視される】ことは許し難い所業なんだということ。赤ちゃんの頃と同じように、ヒョイと抱っこして大人の思惑通りにさせてしまいがちですが、めちゃめちゃ怒るんですよーこれが。
「赤ちゃんじゃないんだから、力づくはダメよ」と息子には再三言ってきたにも関わらず、赤ちゃんのような扱いが抜けないのよ。まぁ、赤ちゃんの頃子育てをがっつりやっていたから、余計にその印象が抜けないのだろうとは思うけれど…..あかんわな。
とりあえず、大喧嘩の中から孫(5)を私が救出ーー
抱っこして落ち着かせた後、いつもの遊びを仕掛けると【今に生きる】子どもはすぐにケラケラ笑いだす。子どもってすごいよなぁー、囚われがない。
「泣いてたのに、今笑ったら変」などと変な意地や囚われがないから心が自由! すぐに機嫌が直る。
私たちも小さい頃、こうだったんですよね。いつの頃からか、知恵がついて変な整合性を持ち出して心の自由を縛っているんですよーー
ケラケラ笑った後は、子ども同士で競うようにご飯を食べる。面白いよねー、いつもはあまり食べない子までおかわりしてまでモリモリ食べる。サラダに入っていたレッド玉ねぎを食べて、「食べたよ!」と言わんばかりに鼻を膨らませてドヤ顔を向ける(笑)
まぁこのように楽しく新年会は過ぎたのですが、最後に残った息子一家が帰る時に、またパパと孫がちょっとした衝突を起こす。
もう!なんて良いタイミング!!神様ありがとーーーー!息子と孫にお説教ができる良きタイミングを下さったーーー!!
ちょっぴり涙目の孫を抱っこしつつ、息子に「自分の意思を無視されるのが一番人間は嫌い。自分もそうでしょ。自分がされて嫌なことはしてはいけない。もう5歳だから力づくはダメ」とお説教。
「言葉で促したけど、子(5)が私を叩いたから(力づくの行動をした)」と言い訳をする息子。
「力づくの行動は必ず思春期に反撃として返ってくる。子どもが荒れる事になる。それはお互いに不幸だから、すぐに違う方法を考えなさい!」とキツくお説教。
次は孫。
「パパはちゃんと叱ったよ。聞いてたよね?これで良い?気が済んだ?」と確認。「うん」頷くの確認後、孫にお説教開始ーーー!
「みんなご飯食べようと準備して待ってるのに、みんなを待たせたからパパに叱られたんやで。ダメなことしたの分かるよね?ダメな事したら叱られるよ。今度からちゃんとパパとママの話聴いてよ!」
そして「パパやママを叩いたらダメ。そんなことしてたら、神様がパパとママが可哀想。叩くなら要らないのねーってパパとママを連れていっちゃうよ。パパとママ連れていかれたら嫌でしょ?叩いたらダメ」と孫をお説教。うんと頷いたので「賢ーーーーーい!」とチューをいっぱいしてバイバイしました(笑)
喧嘩の仲裁って、【喧嘩両成敗】の精神が大事だなぁーと思うのです。
赤穂浪士だって、喧嘩両成敗のはずなのに一方的に罰せられたから討ち入りまで起こしたわけで。もし、あの時将軍綱吉が喧嘩両成敗のルールに則って裁定を下していれば、討ち入りは起きなかったはず。
違う言い方をすると、【無念な思いを創らなければ、赤穂藩士はちゃんと能力を発揮して騒ぎを起こさなかったはず】
大人でもそうですが、子どもだって【自分を無視されたり、一方的に叱られりしなければちゃんと理解する】
このことを改めて観せられたカオスな新年会でした。
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆