番外編を挟んでの、今回はその2。
その1で【受け取る】には二つの要素があると言った2つ目についてです。
①プレゼントや好意(厚意)、褒め言葉や恩恵を受け取る
②感情を受け取る
①の受け取り上手になると、嬉しい事がどんどんやってくるような人生へと変化していくと6月13日号でお話ししました。
ぜひ、受け取り上手になって、人生に嬉しい事を呼び込んでもらいたいと思います。
さて、②感情を受け取るのが上手になるとどうなるのか?
・周りからのコミュニケーションに振り回されにくくなる
・快適さが増す
・能力を発揮する時間が増える
・周りにいる人や大切な人をサポートする事ができる
といった事がどんどんできるようになってきます。
私たちは、知らぬ間に周りからのコミュニケーションに、嬉しがったり悲しんだり不安になったり怒ったりと、まぁまぁ振り回されています。
例えば、カフェで美味しいスイーツを食べて楽しい時間の時に、一緒にいる人がストレスがいっぱいでもう大変!という話を始めました。
初めは、気の毒になぁーと思い、なんとか元気になるように色々アドバイスをしてみたものの、元気になるどころかしんどい話がパワーアップし始める。
いつになったら終わるのか?と思うほど、ストレスの原因や周りの人たちの不満を話し続ける。
聞き続けたあなたは、すっかり疲労困憊してしまった。
あるいは、口には出さないけれど「良いかげん明るい方向に向いたら?!」とイライラしてしまうかもしれません。
初めは力になってあげたいと思っていたにも関わらず、「こんなに疲れるならもう会いたくない」と距離を置くようになったり、イライラが募って相手を攻撃してしまうかもしれません。
スイーツ食べてご満悦だったはずなのに…です。
おかしな事になっていますよね。
でもこれ結構、世の中に溢れています。
相手のコミュニケーションに振り回されてしまった状態です。
まぁそれで、「いつまでもストレス話を続ける人が悪い!」というご意見もよく聞きます。
そりゃそう!
ですが、超ストレスまみれの時に、「もうこの辺りでやめとこう」などとそんな節度ある状態をできるか?って聞かれたら、私は「出来ます!」という自信はありません。
ていうか、話し出したら止まらないーーー!になってしまいます(爆)
人間なんてみんなそうです。
自分の内に秘め続ける事は出来ないんですよ。
もし、それをやり続けたなら、心が壊れてしまいます。
私たちは、自分の心が壊れないように、無意識のうちになんとかバランスを取ろうとするのです。
ですから、ストレス話をしないようにしてくれ!と言っても難しいわけです。
また、そんな話をされやすい人も存在します。
相談され体質の人ね。
こんな人は特に、感情を受け取り上手になるようトレーニングすると、相手の感情に振り回される事なく快適に過ごすことができるようになりますし、快適な状態であれば持っている能力を存分に使いこなす事ができて、目の前のストレスまみれの人を整えてあげたり、前を向く力づけのサポートが出来たりします。
ちょっと素敵じゃないですか?
じゃ、どうやって受け取れば良いのか?ですが、次のようなステップを意識して取り組んでみて欲しいのです。
ステップ1
自分が相手の話に巻き込まれていないかどうかを客観的に観察しながら聴く
ステップ2
相手の人生に起きていることで、自分の人生には関係ないぞぉーと線を引きながら聴く
ステップ3
「あなたはそんな風に感じているんだね」「今、そんな状態なんだね」と心の中で、相手の感情を手のひらに乗せて眺めながら聴く
セミナーやセッションでは、もう少し突っ込んだ話をしますが、このステップを意識するだけでも、あなたは相手の感情を受け入れたり受け止めたりして振り回されるのではなく、しっかり受け取る事ができる【受け取り上手】になる事ができます。
受け取り上手になっているかを客観的に確認する方法として、
・周りからのコミュニケーションに振り回されにくくなる
・快適さが増す
・能力を発揮する時間が増える
・周りにいる人や大切な人をサポートする事ができる
これらが自分の人生に変化として起きてきているかを確認してみることです。
きっと、清々しい気持ちになっている自分に「良いじゃなぁーい!」と言いたくなるはずです。
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆