距離を取る
この言葉を聞いて、どんな反応が自分にありますか?
何か湧いてくるものがあるとしたら、どんなものが湧きますか?
寂しいが湧いてくる人や、楽・快適と感じる人もいるでしょう。
もし、あなたの中に「寂しい」があったなら、人との適切な距離感が掴めず対人関係に悩みを持っているかも知れません。
あるいは、対人関係に悩みがあるなら、気づいてないかも知れないけれど「寂しい」があるからかも知れません。
私たちは自分の中に、セーフティーゾーンというものを持っています。
男性は女性より、広いと言われています。
女性同士が話しをしている時の互いの距離感と男性同士のそれとは、確実に大きさに違いがあるはず。
男性同士はそれなりの距離が空いていますね。
このように物理的な距離感でもわかるように、私たちは[距離]によって快・不快を感じるのです。
それは精神的な距離感も同じ。
あまりにも近い(干渉が過ぎる)場合は、鬱陶しさとして不快に感じる。
私が初めて精神的な不快感を感じたのは、小学生の頃。
同級生の一人に「他の子と仲良くしないで」と言われた時。
「え?!今、なんて言うた?!」って感じ(笑)
その子は寂しさを感じたのだろうけれど、その時の私は圧迫感を感じたのでした。
まぁ、これも今の私が観たら「その子の要望(期待)に応えなくては!」という、私のクセ(相手に合わせる)のせいで不快に思ったのだなぁと思うのだけれど、その時の私がこんな心理的な事を知る由もなく。
とにかく、その子と距離を空けたくなったのを覚えている。
このように対人関係において、距離感は物理的にも精神的にとても重要、且つ難しいテーマ。
相手が快適と感じる距離感と自分のそれが合っていれば良いけれど、違う場合があったりするから事をややこしくするわけで。
だからこそ、【コミュニケーションはダンスするように】という言葉が効いてくるんですよ。
互いに快適な距離感を保てているか?
絶妙なバランスでいるか?
こんな観点で過ごすと相手との微妙なズレも見逃さず調整できるので、対人関係の悩みが少し軽くなるかも知れません。
何を隠そう、10月10日の満月から次の新月の間の約二週間のテーマは【対人関係】らしいので、今回このようなメルマガを書いてみましたー。
今一度、【距離感】というテーマで自分を探究してみてくださいませ。
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆