インナーチャイルドとは、誰の中にもある領域のことです。
「男性であっても女性性を持っている」などと言われる様に、私たちの中には生まれ持った色んな領域があって私たちは構成されているという事です。
それぞれの領域が適切に働いてバランスをとって私たちは生きているのですが、どこかのバランスが取りにくくなると私たちは生きづらさを感じるのです。
そこでよく取り上げられるのが「インナーチャイルド」。
「内なる子ども」が報われない思いを持ったままだったり傷ついたままだと、それを主張して子どもの様に暴れるんですねー。
しっかり大人になっているのに、子どもの様な自分を扱いあぐねて「自分が嫌い!」とか自己否定に陥ってしまう人も多い。
まぁ、なんちゅうか私自身にもこれがあって、なかなかに苦しんだわけですよ。
周りからはしっかりしている、頼りになる、任せといたら大丈夫!的な扱いを受けているにも関わらず、実は寂しがりの怖がりのあかんタレプー(笑)
自分の思い通りにならないと、お腹の中の龍が暴れて口から火を噴いて、周りにいる人を叩きのめす!的な激しさには、本当にヘキエキしていた(笑)
インナーチャイルドを癒す事で、確かに生きやすくなるわけです。
だって、もの凄いエネルギーで暴れるヤツが大人しくなってくれるから(笑)
だから、心理カウンセリングやメンタルトレーニングでは、インナーチャイルドの癒しが取り上げられるわけです。
そうすると、みんな色んな知識を持つわけです。
「インナーチャイルドとは」から始まり、どんな影響があるかとか、どうやって癒すとか。
その方法がうまくハマれば良いんだけれど、コレがハマらない事もある。
それでも苦しいからどうにかならないかと思うから、ちょっとした会話などで「インナーチャイルド」について話たりすると、周りからアドバイスが飛んでくるわけです、みんなも知ってるからさ。
でも、大概知ってるんですよ、どうすれば良いかなんて。
例えば「大人になった自分が、子どもの自分を抱きしめてあげる」とか、「よく頑張ったね」と言ってあげるとか。
あるいは、「インナーチャイルドに翻弄されてても自分の人生が苦しいだけ」と自分に言い聞かすとかね。
知っているのよねー。
でも、でも、それでもダメなわけで途方に暮れてるんですやん!なのよ。
そこで、もしあなたがそんな状態なら、是非お伝えしたい。
色んな事を試してダメだったら、ちょっとこの質問を自分にしてみて欲しい。
一生懸命にインナーチャイルドを癒そうとしたけど、手放せない何かがあるならば、
【それを手放したら何かマズい事があるんだよね? それって何?】
実は、「手放せない」のではなく、「手放さない」だったりするんですよ。
インナーチャイルドが傷ついた、苦しい、許せない!などと思い続ける(手放さない)事で、何か得ているものがあるってこと。
先日、クローズドでランチ会をした時、「お母さんが嫌い」という思いを手放せないで困っていた人がいました。
で、この質問をしたわけですよ。
そしたら新たな気づきが生まれて「手放せるかも!」となったのでした。
もちろん、この会話だけで全てが塗り替わる事はない。
けれど、「できるかも」「何かが変わるかも!」と思えるだけで、私たちのエネルギー・オーラは変わるんです。
実際、別れ際の笑顔は晴れやかで素敵でした。
この状態は、私がよく言っている【自分(の能力)を使いこなしている】という事です。
「インナーチャイルド」と聞いて、反応するものがある方はぜひ、試してみてくださいねー。
☆とほかみえみため◆◇あることがたし☆